「アイビー」の花言葉とは?意味や使い方をご紹介

「アイビー」の花言葉を知っていますか?アイビーはツタ科の植物で、鉢植えや花壇のみならず、建物の外壁や樹木にもツルを伸ばしている姿を目にすることができます。甲子園球場の外壁を逞しく緑色に覆う植物もアイビーです。そんなアイビーの花言葉の意味や使い方を説明します。

目次

  1. アイビーの花言葉は?
  2. 花言葉とは?
  3. アイビーとはどんな植物なの?
  4. まとめ

アイビーの花言葉は?

アイビーの花言葉には、「永遠の愛」「結婚」「友情」「不滅」「誠実」などがあります。他に「死んでも離れない」のような花言葉もあります。

ギリシャでは、婚約の際に女性から男性にアイビーを贈る習慣があります。日本でも結婚式のブーケや飾りに、アイビーが使用されることが多いですね。

生命力が強く、常に豊かに生い茂って枯れることのないアイビーには、枯れない愛を連想させる所から「永遠の愛」「結婚」の花言葉が、またつる植物らしく結びつきの強さを感じさせる所から「友情」「不滅」「誠実」という花言葉がつけられました。

その反面、絡まりしがみつき、どこまでも伸びていく不滅のイメージから「死んでも離れない」の花言葉がつけられたのかも知れません。

花言葉とは?

花言葉とは、特徴や見た目をもとにして植物に象徴的な意味を持たせた言葉を指し、植物と単語の組み合わせで表されます。花が咲く植物だけでなく、草や樹木にも花言葉があります。

花言葉の発祥は、17世紀ごろのトルコであると言われています。トルコでは文字や言葉でなく、花に想いを託して恋人に贈る風習があり、その花のイメージから花言葉が出来上がりました。

その後、花言葉はヨーロッパやアメリカで広まり、日本には明治初期に伝えられました。そして日本人の風習や感覚に合わせて、日本独自の花言葉に変化して行きました。

このように、花言葉には西欧起源のものを核として様々なバリエーションがあるため、同じ花でも全く違う意味を持つ花言葉がついている事があるのです。

アイビーとはどんな植物なの?

アイビーはツタ科の観葉植物です。黄緑色のかわいらしい葉っぱがたくさん茂ります。どんな植物と一緒に植えても見栄えが良いのが魅力です。

  • 科:ウコギ科、キヅタ属
  • 和名:西洋木蔦(セイヨウキヅタ)
  • 別名:イングリッシュアイビー、ヘデラ(木蔦の総称)
  • 英名:Ivy
  • 学名:Hedera
  • 原産地:北アフリカ、ヨーロッパ、アジア
学名のヘデラは、ラテン語の「haerere(しがみつく)」が語源で、壁面や岩壁にくっついてよじ登る姿から来ていると言われています。

アイビーは世界で500品種以上あり、そのうちの約100種が日本でも出回っています。葉の模様は様々で、白い斑が入っているものやマーブル模様の葉などがあります。ごく一部ですが花が咲く品種もあり、葉が星型やハート型の品種、紅葉する品種など、現在は様々な品種があります。

アイビーの育て方

アイビーは初心者でも育てやすく、寒さ暑さに比較的強い植物です。暖かい地域なら越冬が可能ですが、5度を下回るようなら室内に取り込んだ方が良いです。

日陰でも育つので、屋内の洗面所などに置くこともできます。しかし日光が足りないと葉が落ちてしまうことがあるので、出来るだけ日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。

アイビーの風水

アイビーは風水的に金運アップの観葉植物と言われています。特にゴールドチャイルドという、葉のふちが黄色がかっている葉が金運を呼ぶと言われています。どんどん成長していく姿から縁起が良いとされています。

飾る場所としては玄関や窓辺、トイレがおすすめです。アイビーの葉は先が鋭く、邪気を祓い良い気を招いてくれる効果もあるそうです。

アイビーが入った言葉

アメリカ北東部にある名門私立大学8校の連盟を総称して「アイビー・リーグ」と呼ばれます。各校とも、ツタの生い茂る校舎がシンボルとなっていた事が由来とも言われています。アイビー・リーグは世界的にも名門大学群としてその名を知られています。

またアイビー・リーグの学生が好んで着ていたファッションは「アイビー・ルック」と名づけられました。

まとめ

花言葉は国によってだけでなく、細かな種別や花の色によっても変わることがあります。みなさんも見慣れたご自宅のお庭に咲いている草花の花言葉を調べてみてはいかがでしょう。

花言葉を思い浮かべながら植物のお世話をしたり、眺めるのも楽しいですね。そして時には、花束と花言葉に想いを込めて、大切な人へ気持ちを届けるのも素敵ですね。

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