「ハニートラップ」とは?意味や使い方をご紹介

「あの人はハニトラにかかった」など短縮されて使われることもある、ハニートラップ。ネットやテレビなどで使われているのを、一度は見聞きした事があるはずです。どんな意味なのかご存知でしたか?ハニートラップの意味や、使い方についてご紹介します。

目次

  1. 「ハニートラップ」の意味
  2. 「ハニートラップ」は日本語?英語?
  3. 「ハニートラップ」の使い方
  4. 「ハニートラップ」日本での事例

「ハニートラップ」の意味

ハニートラップとは、色仕掛けにより重要な情報を入手する諜報活動の事を言います。

親しい関係になってから信用させて、重要な話を聞き出す、というだけではありません。親しくなってから相手の弱みを握る事で、重要な話を聞き出す、というのもハニートラップにあたります。

「ハニートラップ」は日本語?英語?

ハニートラップは、日本で作られた言葉ではありません。イギリス人作家であるジョン・ル・カレによって作られた造語です。

彼は“ティンカー テイラー ソルジャー スパイ”という小説を書きました。その中で、女性工作員(スパイ)が対象男性を誘惑し、機密情報を得る事をハニートラップである、と説明するシーンが出てくるのです。

そこから、女性が色仕掛けで諜報活動を行う意味として、一般的に広く使われるようになりました。昔、旧ソビエト連邦では女性スパイが諜報活動によくハニートラップを用いていた、とも言われています。

日本でハニートラップの名手というと、アニメ『ルパン三世』の峰不二子が思い浮かぶのではないでしょうか?

「ハニートラップ」の使い方

ハニートラップを具体的に使うと、以下の様になります。

  • ​​​​(男性が)ハニートラップにかかった。秘密をばらしてしまった。
  • 私の美貌と知性で、ハニートラップなんて簡単よ。
  • 峰不二子のハニートラップで、ルパンは宝石をみすみす手放してしまった。

「ハニートラップ」日本での事例

このハニートラップは、外国やアニメの世界だけで行われてる事ではありません。実際、日本でもハニートラップに関する事例があります。

2006年、海上自衛隊員の男性が中国人女性と親しい関係になりました。結果、最新鋭であるイージス艦の機密資料を渡してしまいます。実はこの中国人女性がスパイで、ハニートラップにより起こった事件だったと言われています。

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