「カメコ」の意味と成り立ち
「カメコ」とは、コスプレイベントなどに撮影を目的として訪れている若い男性を意味する言葉です。「カメラ小僧」を略して「カメコ」と呼ぶようになりました。「カメコ」以外に「カメ小」と表記されることもあります。
- 〇月〇日、○○〇でアニメイベントを企画しています。それに伴いレイヤーとカメコ募集中!
- いよいよ明日は○○〇のイベントだ!カメコ頑張るぞー!
「カメコ」から派生した意味
「カメコ」は本来、安価なカメラの登場により、若い世代にも趣味としてのカメラが広まったことから生まれた言葉でした。しかし現在は蔑称として、対象者の年齢を問わず「カメコ」が使用される場合もあります。
その背景には、隠し撮りを行ったり、下半身や胸部を執拗に撮影しようとしたりする男性カメラマンが出現したことがあります。子供のように礼儀をわきまえないカメラマンという皮肉の意味で、カメコが使用されるようになったのです。そのため「カメコ」=「エッチなカメラマン」という認識が広まったとも言われています。
使用者側がどのような意図を持って発言したとしても、受け取り手であるカメラマンが「カメコ」を蔑称と認識する可能性があることには留意しましょう。
「カメコ」から派生した「カメこ(カメ娘)」とは?
「カメこ(カメ娘)」とは、「カメコ」の女性版のことです。「カメこ」には、「カメコ」の派生した意味に見られるようなマイナスの側面はありません。コスプレを専門としたイベントにおいて、女性のコスプレイヤーが他の女性コスプレイヤーの撮影を行う状況において使われます。
- 本日、○○〇のイベントでカメこしてきます!
- レイヤーの女性がレイヤーの女性を撮影していた。これがカメこってやつか。