「同僚」とは?意味や使い方をご紹介

みなさんの中には、バイトや仕事を始めてから「同僚」という言葉を使い始めたときに、「大人になったな」と実感が湧いたという人もいるかもしれませんね。「同僚」は職場に関係する言葉です。今回は、この「同僚」の意味や使い方を類語を含めて紹介します。

目次

  1. 「同僚」とは
  2. 「同僚」の使い方
  3. 「同僚」の類語
  4. 「同僚」の英語表現

「同僚」とは

「同僚」とは、「職場や仕事をする場所が同じである人」または、「会社などの組織において地位や役目が自分と同じ人」という意味です。

二つの意味がありますが、一般的に後者の意味で使うケースが多いようです。社内では、同じ職場にいるという理由で上司を「同僚」と呼ぶには抵抗があるのかもしれません。

「同」と「僚」

「同」という漢字には複数の意味がありますが、ここでは「おなじ」ことを表しています。他方、「僚」には「役人」という意味もありますが、ここでは「同じ仕事や役目をもっている仲間」を指しています。

このことから、「同僚」とは「ともに同じ仕事や役目をもっている仲間」であることがわかりますね。

「同僚」の使い方

  • 今日は同僚数人とレストランで会食をする予定だ。
  • 職場の同僚が紹介してくれた女性とお付き合いすることになった。
  • 私は切磋琢磨できる同僚に恵まれて幸せだ。

「同僚」の類語

「僚友」

「僚友」(りょうゆう)とは、「同じ職場の友だち。仕事仲間」という意味です。「同僚」と似ていますが、「同僚」よりもより親近感のある「職場の友」を表しています。

[例文]

  • 仕事を引退してからも、かつての僚友に会えることが楽しみだ。
  • 長い年月が経過して僚友の大半が亡くなった。

「輩」

」を(ともがら・やから)は、「同じようなところに類する人々。仲間」を表します。(ともがら)と読む場合はおもにポジティブな意味で使いますが、(やから)と読む場合は、とくに良くない人たちを表します。前者は、仲間という点において「同僚」の類語です。

[例文]

  • 彼は同じ学問をこころざし同じ目標をもった(ともがら)です。
  • コンビニの前に素行の悪い(やから)がたむろしている。

また、「輩」を用いた熟語で「同僚」に類する言葉には、次のような言葉があります。
  • 同輩」(どうはい):地位や身分、年齢が同じくらいの人。
  • 朋輩」(ほうばい):同じ主人に仕えたり、同じ師についている仲間。同じくらいの身分や年齢の友だち。

「同僚」の英語表現

「同僚」を英語で表す英単語は、「colleague」や「co-worker」です。これらの単語が思い浮かばなくとも、「○○ I work with」(私が一緒に働いている○○)のような一言を添えることで「同僚」であることを表せます。

[例文]

  • My colleague Tom took summer vacation.(私の同僚のトムは夏休みをとった。)
  • The man in the picture is my co-worker.(写真に一緒に映っている男性は私の同僚です。)
  • I went on business trip with him, whom I work with.(私は同僚と一緒に出張に行った。)


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