「レセプション」とは?
「レセプション」(英語:reception)は外来語で、本来は広く「受け取ること」の意であり、受容、応接や応対、歓迎会、ホテルなどの受付などを表す語です。日本では、下記のような意味で使われます。
- 公式に客を招いて行われる招待会(歓迎会・発表会・パーティー等)
- 受付
- 結婚披露宴
「レセプション」の使い方
1.公式に行われる歓迎会・発表会・パーティー
日本語における「レセプション」は、主に顧客を歓迎するために招待状を出して行われる公的な宴会や、企業や団体が主催する大規模なパーティーを表す場合に使われます。
例えば、企業などが新製品を発表する会、店舗の新装オープンイベント、企業などの創立記念パーティー、芸術作品の発表会などが挙げられます。
【例文】
- 〇〇株式会社では、大株主を招いて創立記念のレセプションを開催した。
- 大々的に映画公開のレセプションパーティーをして、多くの著名人が集まったそうだ。
- 日本の旗艦店では、顧客を招いて記念レセプションを開いた。
2.受付
「レセプション」は職業や業務を表す場合にも使われます。この場合は、企業の受付やホテルのフロント、披露宴の受付などの意味です。
例えば、求人広告でエステサロンなどの受付業務、宿泊施設のフロント業務などの募集をする際に、この単語がしばしば使われます。
就職情報誌や求人サイトでは、「レセプション・受付・フロント業務」というように、ひとつの職種として分類されていることもあります。
【例文】
- 企業のレセプションスタッフ募集の求人広告があり、早速応募した。
- サロンのレセプション業務のパートをしてみたいけれど、経験者じゃないと無理かな?
- 会社の先輩の結婚披露宴のレセプションを任された。
3.結婚披露宴
「レセプション」は結婚披露宴のことも表しますが、あまり一般的ではありません。「受付」や「歓迎会」と混同しないよう、基本的に「ウェディングレセプション」や「レセプションバンケット」といった語を使います。なお、「バンケット」とは宴会場という意味です。
【例文】
- ウェディングレセプションでは、新婦たっての希望で打ち掛けとドレスと2回お色直しをするようだ。
- 家族と親族だけでささやかにしたいので、レセプションバンケットというと、少し大げさな感じがするね。
その他の「レセプション」の意味
バレーボールの用語:サーブレシーブ
「レセプション」はバレーボールの用語としても使われます。主に海外で使われていますが、日本でも専門用語として解説者が使う場合もあります。
この場合の「レセプション」は相手チームからのサーブを受けて、それを上手くレシーブして攻撃につなげることをいいます。日本では「サーブレシーブ」という呼び方が一般的です。